定性ろ紙とは、セルロース繊維を原料として作られることが多いろ紙のことです。科学実験で、分析したい試料中に含まれる物質を検出する際に使われる実験用品です。一般的には円形をしていますが、角型の製品もあります。厚みやろ過速度、寸法にバリエーションがあるため、用途に合わせて選択が可能です。目の細かさに応じてろ過スピードが変わるため、水酸化鉄のように比較的大きな沈殿物をろ過する場合は、目が大きくろ過スピードの速いものを、硫酸バリウムなど細かいものをろ過する場合は、目が細かくろ過スピードの遅いものを選択すると良いでしょう。
商品豆知識
α-セルロース99%以上のセルロース繊維を原料としています。純粋なセルロース繊維を塩酸とフッ化水素で処理し、配分の含有量を0.01%程度の低レベルにしているため、精度の良い定量分析が可能です。定量濾紙として一般的に使用され、沈殿物が少量の場合に適しています。
厚さ(mm)0.2
粒子保持能(μm)3
JIS規格JIS P 3801 6種
最高使用温度(℃)120
質量(g/m2)103
使用pH範囲0~12
ろ水時間(s)300
吸水度(cm)6
破裂強さ(kPa)49
灰分0.01%
湿潤破裂強さ(kPa)12
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