4ページ目: 培地

培地調製に用いることができる1%TTC溶液です。

使いやすい分包タイプの粉末培地で、粉末を秤量する手間が必要ありません。

袋から出してすぐに使える調製済みのフィルム培地です。混釈や重層といった操作や特別な治具が不要なので、作業時間が短縮できます。重ねながら滴下ができるため、作業時間だけでなく、作業スペースの削減が可能です。発色剤により判別が容易なため、検査初心者でも安心して使えます。真菌(カビ・酵母)のコロニーは紫色を呈します。

容量1mLの滅菌済みディスポーザブルプラスチック製シリンジです。37mmモニターによる培養の際、モニターの裏側から吸収パッドへ培地を注入するときに用います。

発色酵素基質培地の分包タイプです。

発色酵素基質培地の分包タイプです。

培地調製の不要な菌数測定用の培地です。接種した試料液は自然に均一に拡散します。発育した集落は着色するため菌数の計測が容易です。発育集落の釣菌が可能です。

調製済の試験管生培地です。

調製済の試験管生培地です。

環境モニタリング用スタンプ培地のシャーレです。

日本薬局方準拠培地

特定酵素基質法の原理に基づき開発され、水中の大腸菌・大腸菌群を迅速にスクリーニングする培地です。 大腸菌群はβ-ガラクトシダーゼによりX-GALが分解して培地が青～青緑色に変色します。 大腸菌はβ-グルクロニダーゼにより4-MUGが分解して培地にUVライトを当てると蛍光を発します。

最短24時間で推定陽性判定、48時間で陰性判定を示します。 L.monoを＜10CFUで検出可能です。 リステリア属菌は推定陽性の場合、黄色から灰色または黒色に変色します。 リステリア・モノサイトゲネスは推定陽性の場合、UVライトを当てると緑色に蛍光します。

一般細菌及び栄養要求の厳しい菌検査用 5%羊血液添加(特に肺炎球菌の集落が鮮明でA群溶血レンサ球菌のβ溶血環も鮮明)

一般細菌及び栄養要求の厳しい菌や真菌の培養及び分離用

発色色素によるカンジダ属の主要5菌種の選択分離用

腸内細菌等の通性嫌気性グラム陰性桿菌と混在する検査材料からの嫌気性菌の選択分離用

腸内細菌及び一般細菌分離用。

本培地は、黄色ブドウ球菌の選択分離培地である。高濃度の食塩が含まれているため、耐塩性のBacillusを除き、ほとんどの菌は発育できない。黄色ブドウ球菌の特徴である卵黄反応陽性の集落を形成させるために、卵黄液を加えて使用する。また、マンニット分解性を確認するには、培養後にpH指示薬を滴下する必要がある。

主に呼吸器系検体からのHaemophilus influenzaeの選択分離培地

Group B streptococcus(GBS)選択分離培地

腸管出血性大腸菌O157、O26及びO111分離用

口腔外科領域、呼吸器材料等のグラム陽性菌と混在する検査材料からの嫌気性グラム陰性桿菌の選択分離用

Bacteroides fragilis groupの選択分離用

本培地は、病原腸内細菌(Salmonella、赤痢菌(Shigella)等)の選択分離培地であり、臨床検査材料および食品からの検出を目的に使用する。SS寒天培地より選択性が弱いため、SS寒天培地上に発育し難い赤痢菌、Salmonellaが良好に発育する。

インフルエンザ菌、淋菌、髄膜炎菌などの培養及び分離用 5%馬血液添加

各種検査材料からのカンジダ属の分離用

緑膿菌の選択分離及び鑑別用

本品は、飲食物中の大腸菌群の確定試験に使用される培地である。

本培地は、Salmonellaと赤痢菌(Shigella)の選択分離培地である。糞便検体の分離培養に用いる。大腸菌、雑菌の発育抑制はSS寒天培地よりもやや弱いが、SS寒天培地上では発育困難なSalmonella(S.pullorum， S.enteritidisなど)もよく発育する。

腸内細菌分離用、組成中の胆汁酸塩によりグラム陽性菌の発育が抑制される

本培地は、食品中のクロストリジア(芽胞形成亜硫酸還元嫌気性菌)の菌数測定に使用する培地である。クロストリジアとは、Clostridium属の中で亜硫酸を還元する菌種の総称である。特に食品の衛生学品質評価の対象となる菌種は、安全性の点ではボツリヌス菌とウェルシュ菌、品質の点では、C.bifermentans、C.sporogenes、C.butyricumなどが重要である。

ヘリコバクター・ピロリの選択分離用(7% 馬脱線維素溶血液を含む)