塑性変形によりねじを形成するため、伸びの大きい低炭素鋼、低炭素合金鋼、ステンレス鋼などに適しています。切りくずが出ないため、止り穴などには特に有効です。
M1.7のタップが少なく購入できると言うだけで本当にありがたい。
溝なしタップの為下穴は少々うるさくなるが切粉が出ないため折れにくく小径のタッピングに向いていて重宝している。
SUS304、深さ15㎜という条件で下穴ドリル5.5㎜(およそ5.56㎜)にして20本ほど開けてみましたが少々力が加わる事もあったけど折れる様子はなく無事完了しました。
穴の内径もおよそ5.2㎜でネジも問題なく入りました。
とにかく下穴が小さくても折れるし、大きくてもネジがユルユルになるのでベストな下穴を探すのが重要。
一般的なタップ全般は、M6以下は先端が尖っていますが、このロールタップは尖っていないので、必要以上の深穴・ネジ穴加工しなくて気に入りました。
M6~M4までのロールタップも必要に応じて購入します。
キリコが出ないと言う事ですが、粉キリコがしっかりタップに付きます。
ネジ山の仕上げで使用しましたが、二山位でポリッと割れてしまいました。ネジ山は痛んでいなかったので、破片は簡単に取れましたがびっくりしました。