化学的な処理を施し、ろ紙の表面を硬化させているため、紙質が強靭で表面平滑性に富み、繊維の離脱がほとんどありません。 加圧、減圧濾過に適しています。 比較的酸、アルカリに耐性があり、微細な沈殿物を補修します。 JIS P 3801〔ろ紙(化学分析用)〕に規定される4種に相当します。 αセルロース(重合度の高い純粋なセルロース)を原料としています。 定性濾紙は、本来、分析試料中に存在する物質の検出に使われますが、安価で寸法も豊富にあり、研究室や生産現場で、幅広い目的に利用されています。
用途ろ紙表面での沈殿物採取、微細な硫酸バリウム、コロイド状の水酸化アルミニウムなどのろ過仕様厚さ0.12mm・1包装:100枚入り厚さ(mm)0.12粒子保持能(μm)1JIS規格JIS P 3801 4種最高使用温度(℃)120質量(g/m2)96使用pH範囲0~14ろ水時間(s)915吸水度(cm)4.0破裂強さ(kPa)224灰分0.025%内容量1箱(100枚)