四角ナイロンコード

草刈り用には安全性を考慮し、ガソリン機や36ボルト電動機で主にナイロンコードを使っているが、軽い草刈り機ということで、マキタの18ボルト電動式草刈機mur190も購入し、ナイロンコード用のウルトラメタルローラーをとりつけた。
ナイロンコードとして最もふさわしいものをマキタ本社に問い合わせたら、「mur190は2・4ミリ対応となっているのでマキタの四角ナイロンコード2・4ミリが一番良い」との回答を得た。そこで早速購入し、これまで使用していたほぼ値段が同じチタニウムナイロンコード角型2・2ミリと比較して驚いた。
届いたマキタの角型2・4ミリコード、写真のオレンジ色のイメージから想像できないまるで金属のような固さ、四角の一片が2・4ミリなのか太く見える、太すぎないか心配。ホビンに巻きつけようとすると固くて一苦労、巻き方によっては固い角で手が切れそう。柔らかくて巻きやすいチタニウムのコードとは大きな違い。
実際に低速で動かしてみたら、コードが固いため長すぎる分がカッターでうまく切れておらず先がゾロゾロの状態、チタニウムの方は簡単に切れるのに。
次に、中速で刈り比べてみた。マキタの角型2・4ミリの切れ味すごい、予想を上回る切れ味。チタニウム2・2ミリに比べよく切れる、同じマキタの静音コード3ミリと比べても切れ味がいい。
摩耗も固いせいでチタニウムよりも少ない。
エンジン式や36ボルト電動式でも試してみたが、結果は同じ、チタニウムだけでなく、これまで私が購入してきたコードのどれよりも固く、どれよりも切れ味が良く、どれよりも摩耗が少なかった(オレゴンや鮫皮は使っていないのでそれとは比較できないが)。
固くて巻きにくい欠点があるものの、この点は慣れの問題。さすがマキタが勧めた純正コード、私には驚きの切れ味、早く使用すべきだった、エンジン機や36ボルト電動機にも使用したい。