このハサミ本体を買った当時は交換用の刃も売っていたような気がするんですが、
現在はこの型式用の替え刃は扱いが無いみたいですね。
替え刃の供給があるからこれを選んだ部分もあったので、
いざ必要になった時に手に入らないというのはがっかりですね。
正月休みに、伸び放題になっていたヒイラギの生け垣を刈り込む作業に。
普通の剪定鋏で切るには太くて固いけれど、鋸を使うには柔い木の枝をバシバシ切れます。適材適所ですね。
効き手でこの鋏を持ち、空いた手で切った枝が落ちないように摘んで回収して、どんどんゴミ袋に詰めて行けます。
大きすぎて袋に入れにくい枝を切り刻んで小さくするのもお手の物です。
2日作業してゴミ袋が12袋一杯になる頃にはさすがに腕がくたびれてしまいましたが。
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ラチェット式剪定鋏は、千吉ブランドだけでも色々ありますが、
デザインはこの SGP-23RC がいちばん纏まりがいいんじゃないですかね。
握りの形状も余計な凹凸が無く滑らかで手に馴染みます。ただ、手の小さい人には握りにくいかも。
指をガードする枠が思いのほか有効で、ヒイラギのトゲトゲな葉で痛い思いをすることが少ないのもいいです。
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特に優れているのがフック式の開き止めストッパーですね。
千吉の他のラチェット式はスライド式かスイング式のストッパーですが、あれは操作性が悪くてイライラしますけれど、
こちらのフック式は解除もロックもストレスなく出来ますし、使わない時は前方に倒して格納できるので
意図せずにロックが掛かってしまうようなトラブルとも無縁です。
太い枝も軽々と切ることができました。メンテナンス用にオイルを塗るスポンジのようなものまでついていて感動しました。思っていた以上に握る部分が大きかったので、もうひとまわり小さな型でもよかったかな、と思いました。