トルクレンチ

用途：

M8までのボルトの軸力測定(緩めるトルクも測定できる)

【重量】実測198.25ｇ
【総評】軽量コンパクトで使いやすいです。この工具の重心位置はヘッド中心から約82mmの位置にあり、294ｍｍの全長からするとかなりヘッド寄りになっているので、グリップ側がとても軽く、小さいトルクを目視しながら繊細に締めていくのが容易です。指を1本だけ(いつも同じ位置に)掛けられるグリップ形状も正確な測定に寄与しています。
ヘッド側の高さは(スクエア部を除いて)約32.9ｍｍありますが、自動車整備と違ってほとんどボルト真上方向に障害物のない自転車整備なら、このヘッド高さが問題になることはめったになさそうです。
でも最もこの製品の優れている点は、0―14Ｎ・ｍという低トルクレンジ用でありながら9.5sq差込角だという点です。他社のプレート式トルクレンチでは、このような低トルクレンジの製品はみな一様に6.3sq差込角になってしまうので、唯一見つけたParkToolのこの製品を一択で購入しました。
評価はもちろん★★★★★5個(満足)です。モノタロウさんはParkTool製品が他の通販より安いので、これからも買うと思います。

用途：

オートバイエンジン組み立て時

低トルクにこそトルクレンチが必要です。オーバートルクだとネジを折ったり母材を痛めたりしますが、アンダートルクだと緩む不安があります。
これがあればそうした失敗や不安を防げます。