グライドカマロン3.5”
<バックスライドの要諦、高比重ボディ>強度を損なわず、かつ最適なフォールスピードが得られるよう、マテリアルはソルトの割合を吟味しました。後方重心とエッジのないV底断面が幅のあるスライドだけでなく、キャスタビリティにも貢献するため、精度の高い接近戦が可能になります。 <使いやすさにも寄与する重要なパーツ「ハサミ(爪)」>「ネコカマロン」で確立した、「3Dインジェクション」技術により、構造を立体化。ヒゲとともにフォール時は姿勢を安定させ、ひとたびロッドワークを加えればスカートのようなナチュラルなフレアと水押しで甲殻類の威嚇行動とエスケープアクションを再現します。ピックアップの際にリグが回転しにくい(=ラインがよれない)理由も、実はハサミ(爪)のデザインにあるのです。出荷時は、曲がりくせがつくのを防止するためヒゲの先端にファクトリーロックを施しています。お好みで外してご使用ください(ハサミなどは必要なく、手で簡単に外せます)。 <根掛かりしにくい。だけど魚には掛かる着想>フッキング効率を高めるため、腹側には深めのスリットを入れ、フックの可動域を拡大。背中側にしつらえたポイントガード(各フックサイズ、形状に対応)は、ハリ先を隠しつつ、弱いバイトでもハリ先が立ちやすい設計を採用しました。両者があることにより、フックをまっすぐ差し抜きしやすいのでセッティングが容易です。 <クランクガード。ストレスフリーに不可欠な部品>横倒れしたアシの葉や冠水ブッシュの細い枝などは意外とオフセットフックのクランク部分が引っ掛かってしまい、ピックアップに手間取ってアプローチのリズムを崩しがち。その課題をクリアするため、ラインを張った際にフックアイを上向かせるガード形状を探し当てました。カバー撃ちは点の釣り。だげどそれをつなげれば線になります。「テンポよく刻む」ため、これも大切なパーツなのです。 <現場で手軽にウエイトチューンが可能>腹部スリットのすぐ上に設けた穴は、ネイルシンカーを挿すためのもの(ネイルホール)。ノーマル状態の挙動をあまり変えることなくウェイトアップできる位置を特定しています。風や流れがあるとき、密なカバーに入れ込みたいときなど、必要に応じてご活用ください。 <しっかりと仕事をさせるための格納庫>3Dインジェクションで成型されたハサミ(爪)は、横から見ると上方にオフセットした複雑な構造になっています。それが曲がったり、ねじれるなどしてクセがつくのを防ぐため、デザインを崩さず収納できるブリスターパッケージをご用意いたしました。保管時はもちろん釣行の際もブリスターに入れた状態での携行をおすすめいたします。