高圧絶縁油SJ
絶縁破壊電圧の高いことは、絶縁油の特性のうち、最も大切なひとつです。高圧絶縁油 SJは、厳重なる品質管理によって、絶縁破壊電圧がJISの規格値である30kVを上回る50kV以上のものを出荷しています。絶縁破壊電圧は、測定器、測定の際の操作、環境などによって大きく影響を受け、低い値を示すことがあるので、JISで定められた方法に従って正しい試験を行うとともに、ごみ、水分、その他の不純物が混入しないように取り扱いには十分注意しなければなりません。
変圧器に封入した絶縁油は、長い間に少しずつ酸化し、酸、スラッジや水分を発生して、変圧器の機能を低下させるので、劣化しにくい安定性の良い絶縁油を選ぶことが必要です。高圧絶縁油 SJは、厳選した原油から長年の経験と技術を生かして製造しているので、スラッジを発生しにくく、長期にわたって安全に使用可能です。
油の比熱、熱伝導率がそれぞれ大きいほど、絶縁油の冷却作用は大きくなります。しかし、これらの性質は、油の種類による差が小さく、油の対流による効果が主体となるので、粘度が低いほど、冷却作用が大きくなります。高圧絶縁油 SJは、引火点を考慮した上で、できるだけ粘度を低くしてあるので、優れた冷却作用があります。
流動点が十分低いので、寒冷地でも油が流動性を失うことなく、安全に使用することができます。
用途一般用変圧器および油入遮断機等の油入電気機器
危険等級Ⅲ
危険物の類別第四類
危険物の品名第三石油類
危険物の数量200L
危険物の性状非水溶性
内容量1缶(200L)
地域運賃
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