独自の二重変調方式を赤外線ビームに採用することで、外乱光(太陽光や車のヘッドライトなど)との識別性を高め、信頼性の高い屋外警戒を実現します。
従来機種よりビームの天地方向の寸法を拡大し、4段ビーム同時遮断方式と併せて、鳥や落ち葉などによる誤動作を大きく低減します。
感度余裕100倍、距離余裕10倍の4段ハイパワービームを採用することにより、霧や雪、豪雨などの環境悪化時の誤動作を低減します。
消費電流を大幅に低減しました。(従来比50%以下)。従来よりも小型の電源装置を使用でき、長距離配線時にも太い配線が不要となるため、配線材費用を大幅に削減できます。
環境に配慮したRoHS指令に対応しています。(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテルを排除しています)
電線を包み込む防虫ブッシングや専用パッキンを使用しているので、IP65相当の防塵・防滴・防虫対策を実現しています。防虫ブッシングは、電線のサイズに合わせてカットするだけで電線の入線口からの虫や水の侵入を防ぎ基板を腐食から守ります。
降雨・降雪時に、雨水や雪がカバーの前面に流れて赤外線が減衰するのを防ぎます。特に冬期の雪融け水がカバー前面で再凍結するのを避けられるので誤動作を低減します。
照準器に二重リングを採用し、光軸調整時の視認性を向上させています。目を近づけた時と離した時で、それぞれ適切な見え方になります。
内部の成型に視認性の高い色を採用し、カバーを外した際に、遠くからでも確認しやすくして、光軸調整時の作業性を向上させています。また、投光器と受光器でそれぞれ異なる色を採用して、施工・点検時にも確認しやすくなりました。
水平方向±90°に加えて、垂直方向±20°を実現。斜地における設置にも柔軟に対応出来ます。〈参考〉50mで高低差18m以内 100mで高低差36m以内