一人用作業台を計測機器設置台として準備するにあたり、対象計測器の付属品・周辺用品を
収納する引出が必要になったことから、これを追加した。
取説や点検用備品等の収納には充分。
付属取付金具の寸法指定に失敗。
KT-101Nは天板寸法700o角なので、作業台奥行750oではなく600oと判断したが、
750o用が正解だった。
サカエのwebカタログでは、取付金具の指定方法がハッキリしていない部分もあり、
仕様選定上の問題は、参考資料として解説文に一工夫あると良いですね。
750o用(型番NKK-750W)は、浮き上がり防止金具が添付&同取付ネジ穴が付いているが、
600o用(型番NKK-600W)には浮き上がり防止金具は使用しない構造。
キャビネット自体は共通だが、仕様毎に添付取付金具のサイズ形状が異なる。
作業台フレームに取付金具を引っ掛けるかたちで固定するが、キャビネット幅に対して
作業台の内寸が十分大きい場合は、横方向の取付場所を任意に設定できる。
小改造で、キャビネットの横位置を可動にもできそう。
鍵付で、KT-1**シリーズに計測機器や簡単な加工機を設置する際は、付属品や専用消耗品等
を収納するのに便利。最大3段まで設定されているが、KT-1**の場合はもう一段分の
スペースがあるので、外枠の固定をKT-1**の底板側から施工(メーカー保証外)すれば、
3+1段の構成に出来る。
今回購入した分については、取付金具を一度切断し、延長プラグを挿入して80o延長することで対処します。
付属の浮き上がり防止金具は引出しを引き出した状態でキャビネット枠の奥側が浮き上がるのを防止するだけのものですが、必ずしも必須のものではありません。
キャビネット手前側の固定ネジを取り付ける際に、(KT-1**の取説の通りひっくり返した状態では)取付金具が作業台フレームに巧く嵌らず、ネジがネジ穴に届かない&位置がズレやすい場合があります。
既設のKT-1**に取り付ける場合は、作業台をひっくり返さずにキャビネット外枠を
支えながら取付金具のネジ穴を探るように作業したほうが良いかもしれません。