注意
※下地の状態によりシーラーや表面の目荒しが必要な場合があります。
※ALC面、多孔質下地、粗面、その他下地に問題がある場合には、カケンフィラー(粉体20kg袋、混和液10kg石油缶)、ミラクファンドKC-1000(粉体20kg袋、混和液5kgポリ容器)などにて下地調整を行ってください。なお、改修工事にはミラクファンド各種をご用意ください。
※吸込みが大きい下地、部分的に下地調整を行った面が他の面と比べ著しい吸込みを生じる下地及び階層下地への施工については、適切な下塗材の選定が必要です。
※下地の種類によっては、下塗材の選定が必要になります。特に押出成形セメント板、GRC板、PC部材などには、下塗材として、マイルドシーラーEPO(14kgセット)または、エスケーハイブリッドシーラーEPO(15kgセット)、またはミラクシーラーEPO(15kgセット)をご使用ください。マイルドシーラーEPO、エスケーハイブリッドシーラーEPO、みらくしーらーEPOは、押出成形セメント板、GRC板、PC部材は、0.10〜0.13kg/m
2を1回塗り、コンクリート、セメントモルタル、フレキシブルボードは、0.15〜0.20kg/m
2を1〜2回塗りしてください。なお、高弾性の主剤(レナエクセレント等)を使用する場合は、マイルドシーラーEPOまたは、ミラクシーラーEPO塗布後、SK水性弾性シーラー(15kg石油缶)または水性ミラクシーラーエコ(15kg石油缶)をご使用ください。なお、軽量PC部材への施工は避けてください。
※この他下塗には、水性ミラクシーラーエコ(15kg石油缶)、白色タイプのSK水性弾性シーラーホワイト(15kg石油缶)、溶剤タイプEXシーラー(15kg石油缶)もご使用いただけます。
※塗料用シンナーA(16L石油缶)での希釈率は、主剤100に対してスプレー塗り時で「5〜10」、刷毛・ローラー塗り時で「0〜10」となります。
※SKマイルドボーセイを使用した塗装器具はラッカーシンナーなどで洗浄してください。
※鉄部の下塗材として、一液タイプのマイルドサビガード(16kg石油缶)、エポサビマイルド(16kg石油缶)もご使用いただけます。この際、スプレーダストや製品の付着した布、紙、ローラー等が積み重なると、自然発火する恐れがあるため、廃棄するまで水に漬けるなどして安全に保管してください。
※複層塗材RE仕上げの場合は、主剤塗りにレナキャスト主剤(20.6kgセット)をご使用ください。
※灯油など、他の材料の使用は絶対に避けてください。
※あらかじめ粒度の粗いさび止め塗料が塗付されており、メーカー下塗材を使用しない場合は、光沢が落ちることがあります。その場合、シンナーの希釈率を少なくして塗布してください。
※クリーンマイルドシリコン、クリーンマイルドフッソ、クリーンマイルドフッソ中塗材の塗料用シンナーA(16L石油缶)での希釈率は、主剤100に対してスプレー塗り時で「10〜20、刷毛・ローラー塗り時で「0〜10」となります。ただし、クリーンマイルドフッソは刷毛・ローラー塗り時で「0〜7」となります。
※材料の希釈には必ず塗料用シンナーAを使用し、他の材料の使用は避けてください。
※希釈しすぎますと光沢に影響を与えますので、シンナー希釈率及び所要量を厳守してください。
※材料は、開缶後十分に撹拌してから、必ず計量器を利用し、主剤と硬化剤の混合比率を厳守して調合してください。異なった比率で調合すると効果不良の原因となります。
※主剤と硬化剤を混合し、よく撹拌した後、希釈を行ってください。この際、材料を希釈しすぎると、隠ぺい力不足やたれ、透けなどの仕上がり不良、色別れなどの原因となりますので、注意してください。
※複層塗材E仕上げ、防水形複層塗材E仕上げ、SKメンテサーフシステムにおいて、軽量モルタル、ALCパネル、高断熱型窯業形サイディング及び発泡ウレタンなどを用いた高断熱型外壁に塗装する場合は、蓄熱されたり、水の影響や地下の状態、塗装時の環境など、いくつかの条件が重なることで、パネルの変形や塗膜の膨れ、はがれなどを生じることがあります。
※上塗材の希釈率は試験塗などにより決定し、それ以降は同一の希釈率にて使用してください。なお、希釈率は色相及び施工時の気温により変化することがありますのでご了承ください。
※所要量は被塗物の形状、素地の状態、塗装方法、気象条件、希釈率等の各種条件により、増減します。
※塗り重ね時間は環境(温度、湿度、換気、風通しやすさ)や膜厚によって変わります。
※間隙が広いなど、大きな動きが予想されるシーリング打設部への塗装は、塗膜がひび割れる可能性がありますので、なるべく避けてください。
※陶磁器タイル洗浄用の酸が塗装面に付着すると、変色や溶解などの異常を生じることがありますので、これを防止するためにあらかじめ塗装面の養生を行ってください。
※上塗りにイエロー、レッド、ブルー、グリーン系など、彩度の高い色目を塗装する場合は、隠ぺい性をたかめるため、隠ぺい性の良い共色で予め塗装を行ってください。
※ゴムやプラスチックなど可塑剤を含む部位に直接触れると軟化や剥離を生じることがありますので、そのような場所への塗装は避けてください。
※シーリング材の上へ施工する場合、シーリング材の種類、材齢により塗膜が密着しないことや汚染することがあります。
※強風時、または降雨・降雪の恐れがある場合、及び気温5℃以下、湿度85%以上での施工は、原則的にさけてください。施工が要求される場合は、採暖及び採暖のための養生により雰囲気温度、被塗面温度を5℃以上にしてください。冬期においては、施工条件が特に厳しくなる場合があるため、事前に関係者と十分な打ち合わせを行ってください。
※気温5℃以下での施工は、完全に硬化するまで時間を要するため、それまでに擦ると色落ちすることがあります。
※塗膜の膨れ、剥離、白化、しみの発生につながる場合がありますので、著しく結露が生じるような場所での使用は避けてください。
※既存塗膜のはく離箇所は、既存のパターンに合うように既存塗膜の塗装仕様でパターン合わせを行ってください。
※ベンチやジャングルジムなどの遊具、テーブル、カウンター、棚、床など、物が常におかれる箇所への塗装はさけてください。また、アルコールや油脂分(人の手など)がふちゃくすると塗膜が軟化し、色移りすることがありますので、ご注意ください。
※濃色や原色に近い色彩の場合、塗膜を強く擦ると色落ちすることがあります。衣類なが触れる可能性のある部位への塗装は避けてください。
※異なる色相で塗り重ねる場合、2回目の上塗りが1回目の上塗りを溶かし、ラインや帯がにじむ場合がありますのでご注意ください。
※補修塗りの際、仕上がり肌の違いにより、若干の色相差を生じる場合がありますので、部分的に仕上がり性を確認した上で希釈量等を決定してください。
※刷毛で補修塗りを行う際、スプレー塗りやローラー塗と仕上がり肌の違いによる若干の色相差を生じることがあります。
※艶調整品(艶有り以外の7分艶、5分艶、3分艶)は、被塗物の形状、膜厚や色目、塗回数、希釈率の差などにより、実際のつやと若干異なって見える場合があります。特に刷毛・ローラー塗装時塗り継ぎ箇所などで艶ムラを生じやすい蛍光があります。試し塗りの上、本施工に入ってください。
※旧塗膜が高弾性の場合、水性ソフトサーフSGは適用できないことがあります。
※改装工事に溶剤形の材料をご使用の場合は、溶剤などの影響により、旧塗膜を侵し、膨れ、ちぢみなどの異常が発生することがあります。試し塗りにより確認の上、本施工に入ってください。
※防藻、防かび性は繁殖の抑制の効果を示すものです。すでにかびや藻が付着している場合は、これらを除去するなど適切な下地処理をしてから塗装してください。
※かび、藻が付着している場合は、「SKKカビ除去剤#5(塩素系)」にて拭き取ってください。
※最終養生の時間内に、降雨、結露などがあれば、塗膜の膨れ、剥離、白化、しみの発生につながる場合がありますので、塗装を避けるか強制換気などで表面の水分を除去してください。