注意
※素地調整は、さび止め塗装工事の耐久性を高める重要な工程となりますので、入念な処理を行ってください。
※さびの著しい部位は、ケレン除去後、補修塗りを行ってください。作業環境や形状によってさびを完全に除去できない部位には、あらかじめ錆フィックスで補修塗りを行ってください。
※さび止め塗料の防食性は膜厚に比例します。R部やエッジ部など、膜厚が得られにくい場所は増し塗りするなどして、十分な膜厚を確保してください。
※低温又は高湿時には乾燥が遅くなりますのでご注意ください。
※上塗材の希釈率は、試験塗などにより決定し、それ以降は同一の希釈率にて使用してください。なお、希釈率は施工時の気温により変化することがあります。
※刷毛で補修塗りを行う際、スプレー塗りやローラー塗りと仕上がり肌の違いによる若干の色相差を生じることがあります。
※材料は使用前に、電動ミキサーなどで充分に撹拌してください。
※施工当日に降雨、降雪、結露が予想される場合は、施工を中止してください。また、気象の急変などにより、施工中、施工後に降雨が生じた場合はシート養生などを行い、塗装面に直接雨がかからないよう、対策を講じてください。
※気温5℃以下での施工は原則的にさけてください。施工が要求される場合は、採暖及び採暖のための養生により雰囲気温度、被塗面温度を5℃以上にしてください。
※塗膜の膨れ、剥離、白化、しみの発生につながる場合がありますので、著しく結露の生じるような場所での使用は避けてください。
※最終養生の時間内に、降雨、結露などがあれば、塗膜の膨れ、剥離、白化、しみの発生につながる場合がありますので、塗装を避けるか強制換気などで表面の水分を除去してください。なお、シミが発生した場合は、乾燥後に水拭きなどで除去してください。
※ベンチやジャングルジムなどの遊具への塗装を避けてください。また、アルコールや油脂分(人の手など)が付着すると塗膜が軟化し、色移りすることがありますので、ご注意ください。
※陶器タイル洗浄用の酸が塗装面に付着すると、変色や溶解などの異常を生じることがありますので、これを防止するため、予め塗装面の養生を行ってください。
※ゴムやプラスチック等、可塑剤を含む部位に直接触れると軟化や剥離を生じることがありますので、そのような場所への塗装は避けてください。
※旧塗膜が弱溶剤に可溶するタイプのものは、下塗り、上塗りを施工後、リフティングを生じる危険性があります。