形状記憶合金は合わせる2種類の金属の比率によって形を記憶し、熱を加えることでその形に戻ることができる。それ自体に電力を必要としないため、省エネ、省スペース、省コストを実現。超弾性特性も併せ持つため、しなやかさの特徴を活かした応用も拡大している。本書では、形状記憶合金とは何か、つくり方、使い方、さらに応用事例までをトコトンやさしく解説する。