ゲガキや部品の測定以外に、ペンケースに入る普通の定規としても、これ以上の物はないと思っています。
割れたり欠けたりすることもなく、目盛/数字がエッチングで刻まれていて消える事もなく、薄くコンパクトだからです。
シンワ製の商品も同様ですが、商品名の「シルバー」とは、表面処理で反射を押さえた仕上げを意味しています。
上の目盛間隔が1mm、下が0.5mmで、エッチング目盛の幅も一定、エッジも綺麗なので慣れれば目盛以下も読めるはず。
古い人間からすると、エッチング&黒クロムメッキ式目盛は刻印式と比べると深さが浅いので擦れて消えないか心配のようですが、
最近のメーカー製で問題が出た事はありません。赤い数字は塗装ですので酷使すると剥げることはあります。
子供の頃から、この15cmの直尺はずっとシンワ製を選んできましたが、今回は試しにトラスコの物を購入してみました。
シンワ製の「直尺シルバー(型番NS-15)」と仕様はほぼ同じ、価格はこちらの方が20円高いのですが満足しています。
両方ともサイトに製造国の表記はありませんが、シンワ製の直尺シルバー15cmは中国製、
TRUSCOのものは15cmも30cmの物も日本製というのもこちらを選んだ理由です(2012年現在)。
どちらもJIS1級なので、気分の問題ですが、日本製を選びたいですよね。
同じトラスコ製直尺で、机に置いた時に取り上げ易いようスケールの角を曲げた
「キャッチアップスケール」もありますが購入後、バイスに挟んで自分で好みの大きさ/ 角度に曲げても良いと思います。
ちなみにトラスコのこのスケールの製造元は『新潟精機 株式会社』です。もちろんMADE IN JAPANの表記あり。