古い無線機ですが、アイコム社製のIC-371という430MHz帯専用無線機で内部にDCDCコンバーターのICといえるかのほんと小さな缶入り部品(DP‐2)が付いています。この缶の中にコイルとトランジスターなどの部品でマイナス電源を作っているのですがよくトランジスターが故障してトラブルになるようです。私の場合はコイルが焦げて断線していたため修理を諦めAC100Vから小型電源を作りマイナス9Vを供給するようにしていたのです。これですとDC電源(バッテリー等)で運用することが出来ずそのままになっていました。たまたまモノタロウの部品を検索していたところXP Powerの丁度良い規格のICを取り扱っており、注文、ちょっと工夫をしてこの無線機に取り付けたところ元のIC(缶入り)より小さいので簡単に付けられなんの支障もなく作動確認、とりあえず修理を進めています。
もともとこの機種(無線機)は感度が良くないとのことですので修理完了にはまだまだ時間がかかりそうですが地道に続けます。
ちなみに同シリーズのIC‐271も同じICが使われています。いろいろ試してい頂きたいです、修理専門業者の方も利用して下さい、取り扱いが中止になる前にお願いします。