JA11(ジムニー)の後部バンパー取り付け部分のボルトなのですが、サビサビになっていました。
どうしてこういう部分(雨が溜まりそうな部分)にステンレスを使わないんだ、と思いながらも、
やはり純正のボルトを注文し、取り付けました。
後に知ったのですが、車体と接触するボルトについては、ステンレスを使うと逆に車体が錆びることがあり、
犠牲電極としてこのボルトのような亜鉛メッキのボルトが意図的に使われているとのこと。
つまり、2つの異なる金属間に、触媒となるもの(例えば雨水)がついた場合、いわゆる電池の状態となるのだそうで。
電池の特性として、電極の片側は錆びながら電気を発生させることになるため、ステンレスのボルトを使った場合、
錆びるのはもう一つの金属、すなわち車体側になる、とのこと。つまり、この亜鉛ボルトは、錆びやすい金属が意図的に錆びることに
より、車体のサビを和らげる(サビを一手に引き受ける)役割を果たしているとのこと。
何でもかんでもステンレスが良い、と思っていた私には目からウロコの情報でした。
やっぱり純正を使う意味はあります。また錆びたら交換してやろうと思います。
錆びたボルトには、ご苦労さま、といって処分しました。