バーサタイル・パックロッドとして、これ以上のモデルはないと言われてきたジェットセッター 71S。
このモデルがベイトモデルとなったら、どうなるのだろう? というところからスタートした「71C」プロジェクト。
ベイトを載せる竿として、求めたのは「ミッドコントロール」。誰もが無理ない範囲で、身体的にも体力的にも操作できる釣り竿。
釣り竿によっては、自分の身の丈にあってない、少し無理をしないと使えない、しかし戦闘力が高い竿が存在します。
ジェットセッターはまず、多くの人がコントロールできること、プレッシャーを与えない、
極端に言えば「釣りをしなくてもいい」とさえ思える存在です。
(正しい竿の解説)
7フィート1インチ。岸釣り、ボートフィッシングを問わずに使いやすい長さと調子です。
調子はレギュラー、硬さは一般的にはミディアム、ややミディアムハードよりかもしれません。
スピナーベイティング、クランキング、中型のビッグベイトまでキャストができます。
推奨ルアーウエイトは5グラムから40グラム。ストライクゾーンは10〜30グラムでしょう。
魚種は完全に未特定。トラウトから、おそらくは中型のピラルクまで釣ることができるでしょう。
71Cはデザイン的にも、これまでのモデルの流れからとらわれないものとなりました。
71Sから発露しながら、暖簾分けされて、あとは自由にやるよ、というように。ブランクスカラーは鮮やかな「空の色」。
世界に出かけたときに、空を見上げてください、太陽に目を細めてください、雲を追ってみてください。
いつもいる日本と同じ空、しかし違う空の下で釣りをする、釣りができる幸せを感じることができたら、最高の気分でしょう。
71Cが求めたのは「自由であること」、場所もスタイルも、魚種も選ばない。
人種も性別も、国籍も、魚釣りをする上ではまったく関係ありません。
まずはこの竿を手にしたとき、無限に広がる可能性にワクワクしてください