ホルダー/グリップ部分が同じ形状・仕様の中型薄刃(刃厚0.25mm)のH型【H-1P】を長年愛用しており、左利きユーザーにも配慮された左右対称デザインの握りやすいグリップ形状や、長時間の作業でも疲れない本体サイズや重量バランスなど、使用感の良さは実感済みなので、刃厚の異なる本品【H-2P】(刃厚0.38mm)も購入してみました。
切れ味では0.25mm刃に劣るものの厚刃なぶん耐久性では優り刃こぼれしにくいので、薄物向きの【H-1P】より広範なカッティング作業に対応できます。また刃幅も13.2mmと一般的な小型刃(9mm)より広く反りにくいので切断時のズレや歪みを抑制でき、逆に際切りなど刃を長く引き出し反らせて切るような場合でも、折れにくいので薄刃や小型刃より安全です。
見た目に関しては、【H-1P】では無塗装だったステンレスの刃ガイドを黒塗り、グリップ部分は明るいシルバー塗装として【H-1P】と識別できるカラーリングになっていますが、黒い刃ガイドなどは使用時に擦れやすい箇所ではあり塗膜も脆いせいか、使い始めから早い段階で既に汚い感じに剥げてきているので、スライダーとスナッパーの樹脂部分の成型色の違いで見分けるといった仕様のほうが、姉妹品としての統一感もあり製造コストもかからず、使い込んだ後でも見栄えが悪くなかったのではと思います。
エンビタイル施工でタイル素材が硬い部材用に使用している。切り口がL型より目立たないし、S型より力を入れても使える点が良い。
床材施工に最適!って言う思いました。
クロス用のカッターだと力が入れにくいし、L型をずっと使ってましたが、これに変えたらかなり使いやすくて良かったです。
当分このカッターに落ち着きそうです。