モダンな人間工学的形状、打合いクッションなど、伝統的な木製柄の刈込鋏にはない要素が山盛りのアルス製品です。
アルスの剪定鋏は刃が柔くてすぐ潰れる・鈍るイメージしかありませんが、この刈込鋏の刃は硬くて強いです。かなり太めの枝を力と勢いで切断しても、刃こぼれはおろかめくれ・潰れ一切起きません。なぜこの素材を剪定鋏に使用しないのか・・・
この刃を砥石で研ごうとしても表面にはものすごく厚くて強固なメッキがされていて、荒砥石で数時間かけてもメッキは取り切れず最後はグラインダーを使い除去しました。
それでやっと鋼の地肌が出てきて砥石がかかるようになりましたがこの鋼、濡れてもほとんど錆びないですね。研いだ後の光り方といい、ステンレス刃物鋼とよく似ています。
しかし硬さと耐摩耗性からしてひょっとしてダイス鋼(例えばSKD11/日立版のSLDなど)なんじゃないでしょうか?
つくづく思いますけど、アルスさん、他の鋏にもこれと同じ鋼を使って同じ熱処理をして下さいよ!
以前からこの商品を使っており、替え刃でも使用していましたが、今回は本体が古くなったので買い替えです。
私には使いやすく、何よりも切れ味が良く、大好きな商品です。大切に使ってます。
これがダメになったらまたこれを購入すると思います。
この刈りバサミは素晴らしい!とにかく今までなんだったのかと思うほどよく切れる。ので作業効率が良く、剪定が楽しく早くスパスパと出来ます。しかも刃を変えることができる優れもの。
私としてはこのハサミに出会えた事に感謝です。