NXP社のPCA9517ADPを搭載した、I2C用レベル変換バスバッファモジュールです。
PCA9517ADPは、電圧の異なるバス同士を繋ぐ「レベル変換」の機能、ポートA・ポートBの負荷容量を分離する「バスバッファ」の機能、バスの分離/接続をコントロールする「バスイネーブル」の機能を併せ持っています。
「レベル変換」の機能により、ポートA・ポートBに異なる電圧のI2Cバスを繋いでも双方向に通信できます。(各ポートの電源にバスと同じ電源を加えた場合)
「バスバッファ」の機能により、ポートAとポートBの負荷容量を分離できます。バスマスタのドライブ能力が低い場合に最適です。
「バスイネーブル」の機能により、特定のスレーブ群を切り離したり、I2Cアドレスが同じデバイスを個別に制御したりできるようになります。
なおレベル変換せずにバスバッファ機能、バスイネーブル機能のみを利用したい場合には、ポートA・ポートBの電源を同じにすれば利用できます。
またPCA9517ADPは、SMBusにおいても上記の各機能を使用することができます。
ポートAの電圧(VCCA)は 0.9V〜5.5V。
ポートBの電圧(VCCB)は 2.7V〜5.5V。
バスイネーブル機能(バスの on/off)を搭載。
「EN」ピンは、IC内部でポートBにプルアップされています。