カテゴリ6A(クラスEA)の配線システムでは500MHzに及ぶ広帯域信号を扱う為、施工の良否が配線システムの伝送性能を大きく左右しますので、従来のカテゴリ5e配線システムより格段に厳しい管理を要します。
配線システムの伝送性能をカテゴリ6A(クラスEA)規格に適合させる為には、システムを構成するすべての部材をカテゴリ6A適合とすることは勿論、配線長・ケーブル敷設方法・成端加工方法等の施工条件を厳格に守り、施工後は全ての回線について伝送性能の実測を行う必要があります。
【適用電線】カテゴリ6A対応UTPケーブル4P(8心)AWG22〜26単線または撚り線、絶縁体(外径最大Φ1.52mm、外被径Φ5.08〜8.38mm)※次の場合、カテゴリ6A対応UTPケーブルは規定のシステム性能を満たさないおそれがありますので、お避けください。
(1)異なるメーカー品の近接使用(2)下位カテゴリのUTPケーブルとの近接使用
