海水から塩を製造する際に出来る塩化マグネシウムを主成分とした食品添加物です。
塩を作る過程で先に塩化ナトリウムが結晶化し塩になり、残りの部分がにがりです。
にがりは主に豆乳から豆腐を作る際の凝固剤として一般的には知られています。
塩化マグネシウムが主成分ではありますが、ナトリウムや微量のカリウム等も入っていますので、塩化マグネシウム含有物と表記する事もあります。 土間たたきににがりを混ぜるのは、吸湿性があり、三和土(たたき)の表面劣化を少なくするため。
三和土は表面が乾燥してしまうとボロボロになってしまいますが、にがりは湿気を呼び込んで劣化を防ぐ役割があります。お店や食卓に置いてある食塩が密封しておかないとカチカチになるのと同じ原理です。