浸漬使用タイプのはく離剤です。エポキシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系塗膜等を始めほとんどの一般塗膜に対して強力なはく離性能を発揮します。小物や凸凹の多い部品、塗装用ハンガー、内外部共はく離する器具等のはく離に適しています。
使用場所屋内外
使用方法(1)適合した材質のはく離槽にはく離剤を投入して下さい。はく離液は薄めないで使用して下さい。(2)被はく離物は完全に浸漬し、塗膜が軟化膨潤するか、浮き上るのを確認してから引き上げて下さい。(3)槽から引き上げる時には、はく離液の液切りを十分にして下さい。その後圧力水等で水洗いし塗膜を除去して下さい。出来れば専用の水洗槽を設置して予備洗いして下さい。(4)水洗後、はく離不十分で再度浸漬する場合は、被はく離物の水分を出来るだけ取り除いて下さい。水分が入りますとはく離剤のバランスが変化し、性能が低下する場合があります。
色無色~淡褐色
pH2.8±0.4
比重1.26±0.02(20℃)
臭気酸臭
外観無色~淡褐色
危険物の類別非危険物
RoHS指令(10物質対応)対応
燃焼性なし
一般合成樹脂系塗膜はもちろん、ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系塗膜に対して強力なはく離性能を発揮します。粘性が高く、作業性の良い、アルカリ刷毛塗り型タイプで最強力のはく離剤です。
色白濁色
使用方法(1)使用前に均一になるように攪拌して下さい。(2)キャップをとる時ウエス等で覆い、ガスの抜けるのを待ってから、開けて下さい。(3)取り出し容器は、さげ缶、ポリエチレン製容器、ステンレス製容器等が適しています。(4)刷毛、ローラー等で、はく離剤を塗膜上にたっぷり塗付し一定時間放置して下さい。塗膜が軟化又は浮き上ればスクレパー、ケレン棒等で除去し、軟化塗膜とはく離剤は回収してください。(5)1回のはく離作業で完全にはく離しない場合は、残膜部分に、はく離剤を再塗付して、4.の作業を行って下さい。(6)最後に水洗して下さい。残った塗膜とはく離剤は サンディング等で完全に取り除いて、溶剤等による拭きあげをして下さい。(7)塗装される場合は、その塗料の決められた塗装前素地調整工程を確実に実行願います。
pH11.0±0.5
液性アルカリ性
比重1.21±0.02(20℃)
標準使用量300g/m2
臭気アンモニア臭
外観白濁粘性液体
危険物の類別非危険物
RoHS指令(10物質対応)対応
燃焼性なし
一般塗膜用はく離剤
油性、水性、ラッカー、一般合成樹脂系塗膜等に対して強力なはく離性能を発揮します。その他、ほとんどの印刷インキ、接着剤にも効力があります。
用途油性塗料・ラッカー・一般塗装用
塗装用治具(ハンガー)に付着した塗膜の除去に。
車両などのオーバーホール時の塗膜除去に。
再塗装時の旧塗膜除去に。
内燃機関、同部品に付着したカーボン除去に。
塗装機器の洗浄に。
オフセット版面の除去、洗浄に。
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