鋳物用とは、金属の溶接に使用する溶接棒の中で、特に鋳物に使用する製品を指します。素材で多く使用されているのは純ニッケル系です。その他には鉄・ニッケル系や銅・ニッケル系の素材も存在。母材の余熱を必要としないことで母材に与える影響を抑えたものもあります。鋳物同士の溶接はもちろん、鋳物と鉄や銅などの溶接にも対応できるものは、多くの鋳物溶接への使用が可能です。心線にフラックスなどの被覆を施した被覆アーク溶接用の製品は、溶接する金属の保護やアークの安定などを実現。
ニッコー熔材工業製を小口販売に再梱包した商品です。
ニッケル心線を使用し、特殊なフラックスが被膜されていますので、他社製品よりも特に低電流で使用できます。
仕様アーク溶接棒
JIS規格Z3252 DFCNi
被覆系黒鉛系
純ニッケル心線を使用し、溶接部のカタサがひくく、機械加工が容易で溶接ひずみや応力の発生が少なく割れが発生しにくいです。アークは安定しており、スラグの剥離は良好です。
用途一般鋳鉄の補修溶接。
55%Ni線を用いた被覆棒で、球状黒鉛鋳鉄の溶接、各種鋳鉄の補修に用います。溶着金属や熱影響部の硬化性は小さく、熱膨張係数が鋳鉄に近く、耐割れ性は良好です。
用途石油精製、石油化学、火力・原子力発電等の機器に用いるASTM A387 Gr.22、JIS SCMV4等の溶接。
JIS規格Z3252 DFCNiFe
AWS規格A5.15 ENiFe-CI
タセト鋳物35号は、鉄・ニッケル系の溶接棒で、特に溶接部の強度が優れており、肉厚の大きいものや、耐圧部などに用いられます。
JIS規格ECNiFe-CI該当
AWS規格ENiFe-CI相当
DM-100はニッケル心線を使用し、特殊なフラックスが被覆されていますので、他社製品よりも特に低電流で使用できます。したがって、溶着金属は融合部の炭素減少にもとづく白銑化傾向が少なく、また鋳鉄用溶接棒の中でもっとも割れ感受性が小さくなります。作業性、機械加工性、機械的性質はいずれも良好です。
用途各種鋳鉄製品の補修、巣埋め、接合などに使用されます。また水圧をうける部分の溶接にも適しています。
色棒端/赤
JIS規格Z3252 E C Ni-CⅠ
AWS規格A5.15 ENi-CⅠ 該当
被覆黒鉛系
RoHS指令(10物質対応)対応
タセト鋳物特号はニッケル系の溶接棒で、母材を予熱しなくてもブローホールやクラック等の欠陥が出にくく、機械加工も容易です。各種鋳鉄の巣埋め、接合、割れ補修に用いられます。
JIS規格ECNi-CI該当
AWS規格ENi-CI相当
『溶接棒』には他にこんなカテゴリがあります
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