組織切片・細胞の接着力が強く、特にマイクロウェーブ・オートクレーブ処理等の熱処理にも強い耐性を有しています。
また、ガラス表面の共染も低く抑えられます。
寸法(mm)76×26
厚さ(mm)0.9~1.2
FRONTIERコートスライドグラスは、MASコートスライドグラスの特性を損なうことなく、更に接着性・伸展性を進化させたコートスライドグラスです。剥離防止効果:下記のような比較的剥離の可能性が高かった処理において、高い剥離防止効果が期待できます。マイクロウェーブ・オートクレーブ処理、高pHバッファにおける前処理工程、乳腺関連の免疫染色等、剥離防止コート用として最適なガラスを採用、平面性・透過性が良好で自発蛍光の少ないファインガラスを採用。ガラス表面成分において、高い親水性を有していますので、作業性が向上します。使用上の注意:、なるべく早くお使いください。湿気の少ないところに保管してください。検体や染色の種類によっては、切片の剥離やバックグラウンドの共染が発生する可能性がございますので、初めてご使用される場合は、テスト等をされてからご使用ください。
安定した組織切片、細胞接着力をもたらす最適なアミノシランコート、アミノシランは、ガラス表面のOH基と共有結合によりコート膜が形成され、ガラス表面上にポリ-L-リジンコートと比較して化学的に安定なアミノ基による正電荷が付与されております。APSコートスライドグラスは、PLLコートスライドグラスと比較して、組織切片・細胞の接着力が強く、特にマイクロウェーブ・オートクレーブ処理等の熱処理にも強い耐性を有しております。ガラス表面の共染もPLLコートより低く抑えられます。使用上の注意:、1.APSコートスライドを使用しても剥離発生する場合にはMAS・MAS-GP・FRONTIER・PLATINUM PRO・CRESTの使用をご検討ください。2.コートの特性上、ガラス表面は疎水性が高く組織切片を固定する場合には、適温の水に組織切片を浮かべてすくい上げたあと、スライドと組織切片間の水分を十分に乾燥させて各種処理を実施してください。
組織切片・細胞の接着力の飛躍的向上とコート表面の親水性を実現。剥離発生が多い免疫組織化学、in situ Hybridization等にご使用いただけます。メーカー独自のガラス表面処理技術を駆使し、開発したMASコートスライドにより、剥離防止スライドに求められる要求にお応えしております。剥離の発生が起こりやすい免疫組織化学、in situ Hybridization等の処理にも耐えうる接着力、従来PLL・APSコートでは実現不可能であった、飛躍的な組織切片・細胞接着力の向上と、切片伸展作業を容易にするコート表面の親水性の2大特長を併せ持つコート剤をメーカー独自に開発しました。コート剤は、ガラス表面のOH基と共有結合し、コート膜が形成されます。化学的に安定したアミノ基によりガラス表面は正電荷が付与され、かつアミノ基密度がAPSコートより高密度化されており、細胞・組織切片接着力が向上しております。特に剥離が発生しやすい凍結切片での、マイクロウェーブ・オートクレーブ処理等の熱処理にも接着性が強く、アルカリ処理等においてもAPSコートと比較して有効な結果が確認されております。組織切片の伸展作業性を向上させる親水性コートガラス、組織切片の伸展作業性を改善するため、MASコートスライドグラスは、接着力の向上と同時にコート表面の親水性も有しております。これにより通常の伸展作業が可能になり、APSコートと比較してガラス表面と組織切片の間の水抜け性が良好で乾燥時間の短縮が可能です。
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