定性ろ紙とは、セルロース繊維を原料として作られることが多いろ紙のことです。科学実験で、分析したい試料中に含まれる物質を検出する際に使われる実験用品です。一般的には円形をしていますが、角型の製品もあります。厚みやろ過速度、寸法にバリエーションがあるため、用途に合わせて選択が可能です。目の細かさに応じてろ過スピードが変わるため、水酸化鉄のように比較的大きな沈殿物をろ過する場合は、目が大きくろ過スピードの速いものを、硫酸バリウムなど細かいものをろ過する場合は、目が細かくろ過スピードの遅いものを選択すると良いでしょう。
商品豆知識
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定性濾紙のなかでは濾過速度の速い濾紙です。
水酸化鉄のような粗大沈殿物の濾過に適します。
JIS P 3801[ろ紙(化学分析用)]に規定される1種に相当します。
αセルロース(重合度の高い純粋なセルロース)を原料としています。
定性濾紙は、本来、分析試料中に存在する物質の検出に使われますが、安価で寸法も豊富にあり、研究室や生産現場で、幅広い目的に利用されています。
適合ロートは目安です。
用途染色試験、粘稠液の濾過(油・果汁など)
厚さ(mm)0.2
JIS規格JIS P 3801 1種
最高使用温度(℃)120
質量(g/m2)90
使用pH範囲0~12
ろ水時間(s)45
吸水度(cm)9
破裂強さ(kPa)79
灰分0.10%
仕様1包装:100枚入り
粒子保持能(μm)6
微細な粒子のろ過に適しています。グレード1と比較して約2倍の厚さがあります。荷重容量が大きいため、多量の沈殿物を保持しても目詰まりしにくいこと、湿潤強度が強くブフナーロートでのろ過に用いることなどが特徴です。吸収性も大きく、サンプルキャリアとしても適しています。
スペースASTMのD981-56の試験法の変法で、径15cmろ紙を4つ折りにし、100mlの水をろ過させる時間を秒であらわしたもの。
粒子保持能(μm)6
灰分0.06%
ろ過速度90秒(初期)
坪量(g/m2)187
厚さ(mm)0.39
α-セルロース99%以上のセルロース繊維を原料としています。ろ過速度が速く、水酸化鉄のような粗大沈殿物のろ過に適します。
厚さ(mm)0.2
粒子保持能(μm)6
JIS規格JIS P 3801 1種
最高使用温度(℃)120
質量(g/m2)90
使用pH範囲0~12
ろ水時間(s)45
吸水度(cm)9
破裂強さ(kPa)79
灰分0.1%
湿潤破裂強さ(kPa)7
ろ過速度のきわめて速いろ紙です。水酸化鉄のような粗大沈でん物ろ過用。
仕様1包装:100枚入り
厚さ(mm)0.20
摘要一般定性用
粒子保持能(μm)6
JIS規格JIS P 3801 1種
最高使用温度(℃)120
質量(g/m2)90
使用pH範囲0~12
ろ水時間(s)45
吸水度(cm)9.0
破裂強さ(kPa)79
灰分0.1%
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