一般的な定性ろ過分析に広く使われているろ紙グレードです。粒子保持能と流速は中程度です。
用途溶液からの沈殿(不純物)除去(例:硫酸塩、シュウ酸カルシウム(加熱状態)、炭酸カルシウム)
農業分野:土壌分析、種子検査
食品分野:固形食材の分離、液体の抽出
定性分析の基礎学習
大気汚染モニタリング
粒子保持能(μm)11
対応商品国産ろ紙:No.1
厚さ(mm)0.18
JIS規格1種(JISP3801)相当
坪量(g/m2)88
灰分含有率(%)0.06
荷重容量中
ろ過速度中速(40s/100mL)
仕様JIS規格:1種、国産ろ紙相当品:No.1、粒子保持能(μm):11、厚さ(μm):0.18、灰分(%):0.06、重量(g/m2):87、初期ろ過速度(秒):40
グレード#1
性質はNo.1に近く、紙面の凹凸をつけたクレープ状のろ紙。粘稠液のろ過や迅速ろ過用。
厚さ(mm)0.21
質量(g/m2)80
ろ水時間(s)50
保水量(g/cm2)0.026
α-セルロース99%以上のセルロース繊維を原料としています。純粋なセルロース繊維を塩酸とフッ化水素で処理し、配分の含有量を0.01%程度の低レベルにしているため、精度の良い定量分析が可能です。比較的ろ過速度が速く、生産工程での品質管理用として使用されています。
厚さ(mm)0.23
粒子保持能(μm)5
最高使用温度(℃)120
質量(g/m2)113
使用pH範囲0~12
ろ水時間(s)130
吸水度(cm)7.5
破裂強さ(kPa)49
灰分0.01%
湿潤破裂強さ(kPa)12
化学的な処理を施し、濾紙の表面を硬化させているため、紙質が強靭で表面平滑性に富み、繊維の離脱がほとんどありません。
加圧、減圧濾過に適しています。
比較的酸、アルカリに耐性があり、微細な沈殿物を捕捉します。
JIS P 3801(ろ紙(化学分析用))に規定される4種に相当します。
用途濾紙表面での沈殿物採取。
微細な硫酸バリウム、コロイド状の水酸化アルミニウムなどの濾過。
厚さ(mm)0.12
pH0~14
最高使用温度(℃)120
質量(g/m2)96
保留粒子径(μm)1
ろ水時間(s)915
吸水度(cm)4.0
破裂強さ(kPa)52
灰分含有率(%)0.025
関連キーワード