マニホールドゴムパイプΦ35(VM26)

年代物のガンマ50にビッグキャブを装着するのに内径がピッタリのマニホールドを探していたら、ドンピシャで見つかったのがSHIFTUP社製のマニホールドゴムパイプΦ35。
パチモンPWK24φに本当にピッタリ。
長さがもう少し短いと尚良しです。

旧タイプのパッケージには内径の記載が無いのですが、現在の出荷分では「キャブ側34.4mm、マニ側32.9mm」と記載されています。
スズキのRG50ガンマ(RG50EW)、ウルフ50(TV50)、ハスラー50(TS50W)はインテークマニホールドの外径が25mmで、過去にはキタコから専用のマニホールドパイプが2種類(PWKΦ28M用の410-2003001、フラットバルブ&PE24用の410-2003004)リリースされていたのですが、現在ではどちらも廃盤になってしまっています。内径25mmのマニホールドは海外のデロルト製キャブ向けの製品で若干ある程度なのですが、かなり高価な上に日本国内で出回るケーヒンやミクニ製ビッグキャブに多い30.5mmや35mm内径の取り付けが出来る製品がありません。
RG50ガンマに取り付けられていたキタコのミクニVM20をオーバーホールした際、取り付けに使用されていた410-2003001の劣化がひどく、新品の入手も出来ないため困っていたのですが、マニホールド側の内径がほぼ33mmだったので、内径25mmx外径33mmのゴムホースを1cmほどの長さで切り出して、アダプター代わりにする事で無事に取り付けることができました。ホースは熱と油分であまり長持ちはしないと思うので、劣化の都度交換の必要はあるとは思いますが・・・。
なお、PE24向けの410-2003004の場合は、同じシフトアップでPE22用の30.5mmマニホールドが用意されているので、内径25mmx外径30mmのホースを使えば代用できるようになるかと思います。