建築構造用鋼材の大入熱・高パス間温度溶接用・CO2ソリッドワイヤ
490MPa級鋼の溶接において、JASS6(日本建築学会・鉄骨工事技術指針・工場製作編)の管理目標上限(40kJ/cm、350℃)でも、十分な強度・靭性を確保できます。
また、大電流域でもアークが安定し、スパッタが少なく、溶接作業性が良好で、溶着速度が速く、作業能率が大幅に向上します。
用途主に建築構造物等に用いられる軟鋼、490~550MPa級高張力鋼板の突合せ及びすみ肉溶接。
電流範囲(A)(下向)200~350、(横向)200~350、(水平すみ肉)200~300
ワイヤー径(Φmm)1.2
ワイヤー種類ソリッド
内容量1巻(20kg)
注意
※下向姿勢、横向姿勢、水平すみ肉姿勢の溶接に提供できます。※520MPa級鋼への適用は、入熱30kJ/cm以下、パス間温度250℃以下で使用してください。
※550MPa級鋼への適用は、鋼材メーカーの溶接施工指針に従ってください。
※ワイヤ径、溶接電流により、チップ-母材間距離は20~35mmに保ってください。