独自の二重変調方式を赤外線ビームに採用することで、外乱光(太陽光や車のヘッドライトなど)との識別性を高め、信頼性の高い屋外警戒を実現します。
投光器・受光器ともに内部光学系を水平角±90°回転することができますので警戒方向を任意に設定できます。
遮光応答速度は0.05~0.7秒までボリュームで連続可変。現場に応じた誤報対策が図れます。
AGC(自動感度調整)回路を搭載。幅広い調整範囲(水平角±90°垂直角±10°)。ポール取付用の金具を標準で付属。(適合ポール:Φ38~Φ45mm)
複数の赤外線センサーで直線警戒する場合や多段警戒時に威力を発揮。投光器・受光器のパルスビームの変調周波数を切り替えることにより、相互干渉を容易に避けることが可能になりました。(スイッチで1CH~4CHの変調周波数切替が可能です。)
上下2本の赤外線ビームを同時に遮断しないと発報しないAND方式の採用により、鳥の飛来や落葉など時間差のある瞬間的な遮光による誤動作が大幅に軽減されます。
可視光線を効率よくカットする特殊フィルターを採用するとともに、外光補償回路の強化により5万ルクスの照度変化にも影響を受けることがありません。太陽光、水銀灯、蛍光灯、車のヘッドライトなどの影響も普通の使用状態では問題になりません。
センサーカバーに特殊フードを装着しておりますので、センサーが霜や露に覆われても赤外線ビームは、途絶えることなく警戒を続けます。
ファインダー式の照準器と付属の減衰シートで光軸を簡単・正確に合わせることができます。また、市販のテスターで受光感度がチェックできるモニタージャックが付いています。


