”まさか”の大事故には,必ずその前兆があった! 隠された兆候を感じ取ることができれば,想定外の災害も防げます. 本書は,福島原発事故を工学的な視点で分析することで,事故の背景に何があったのかを明らかにするとともに,”まさか”の失敗に対する感度を磨き,「発生確率がきわめて低いが被害が甚大な事故」を未然に防ぐ方法を考えます. 前2著「失敗百選」,「続・失敗百選」とは異なる視点を取り入れた,「ポスト3.11」の失敗学の指南書です.