複合耐病性(ウドンコ病・カッパン病・ベト病)で秀品率が高い多収品種。
初期生育はややゆっくりで徐々に草勢が強くなり、後半までスタミナ抜群。
果揃い・果実肥大のバランスが良く、雌花連続性が高い。
草姿
主枝:中位かヤヤゆっくりで茎は太く徒長しにくい
子枝:茎は中太で中短~中位の節間の枝が各節より順次発生
孫枝:節間は中~中短、果実肥大しながら伸びる
葉:濃緑色で厚く、固い
茎:主枝太く、子枝中太、孫枝中太~中位
草勢:立性で受光体制がよく、全体的に枝の動きはゆっくりだが後半まで草勢は強い
果実
果形:整った円筒形果であり、尻細果、尻太果の発生が少ない
果色:極濃緑で光沢があり、短日の弱光期や春以降の強光期、高温乾燥期でも退色しにくい
果長:21~22cm
食味:肉厚で歯切れよく、食味・食感ともに良好
収量
果実肥大がよく、長期にわたり安定しているため、秀品率も高く多収となる
耐病性
各諸病害に強い。(特にうどんこ病・カッパン病に強い耐病を示す)※定期的な防除は怠らない。