【タネ】ビュースター
ウドンコ病・カッパン病に極めて強い。
果色・光沢に優れ、秀品率が高く、市場評価抜群。
果実肥大が早く、初期より後期まで安定多収。
草姿
主枝:茎は中太で節間は中位。伸長性があり生育は早い
子枝:発生早く、各節より中太枝が順次発生する
孫枝:全体的に力強い枝がよく発生する
葉:濃緑色の角~丸型で中葉。立性があり受光態勢に優れる
果実
果形:肩から尻まで肉づきがよく果揃いにまとまりのある円筒形果
果色:濃緑色で条線等の発生はなく高温期でも退色なく光沢にも優れる
果長:100gで21~22cm
収量
果実肥大が早く初期より収量も多い。枝の発生力があり栄養成長と生殖成長のバランスがとりやすく悪条件下でも山谷の少ない多収品種
耐病性
ベト病・ウドンコ病に強い
用途
適応作型
・普通露地・露地抑制
雌花率
4~5月:主枝30~40%、子枝70~80%
6~7月:主枝20~30%、子枝60~70%
種別きゅうり
適合トンネル、露地夏秋
タイプ種
・普通露地・露地抑制
雌花率
4~5月:主枝30~40%、子枝70~80%
6~7月:主枝20~30%、子枝60~70%
注意
※定植前・着果がよく、肥大も早いので、活着をスムーズにさせ、素直な生育をさせる
・下位5節(畦上30cm)
までは、雌雄花・子枝を早めに除去する。活着不良や草勢が弱い場合、10節位までの間花を早めに除去する
・追肥は主枝雌花が開花肥大し始めを目安に10a当たりN成分で1kg~1.5kg行い、その後は果実肥大が早いので、遅れないように早め早めに行う
・子枝は基本的には1~2節摘芯。孫枝以降は半放任とするが、混み合えば適宜摘芯する
・枝の摘芯については、草勢を見ながら摘み過ぎ、摘み遅れしないように注意し、随時2~3本の生長点を確保しておく