【タネ】輝世紀
主枝成50%以上で初期より多収。
短太枝がゆっくり確実に動くので作業が楽。
草勢と果実肥大のバランスが良いので収穫の山谷がない安定多収型品種。
草姿
主枝:茎がゆっくり伸長し、がっしりした生育をする
子枝:中短で中太~太枝が各節より安定して発生
孫枝:中太枝がゆっくりだが順次発生
果実
果形:頭から尻部まで肉付きのよい円筒形果
果色:濃緑色果で光沢もあり、高・低温期でも退色しない
果長:100~120gで21~22cm
収量
雌花連続が高い割に、枝が後半までゆっくりだが各節より発生し、果実肥大性があり安定多収型品種
用途
適応作型
・抑制越冬・半促成・雨除け
雌花率
8~9月:主枝50~60%、子枝70~80%
1~3月:主枝70~80%、子枝80~90%
種別きゅうり
適合抑制、越冬、つる下ろし、半促成
タイプ種
・抑制越冬・半促成・雨除け
雌花率
8~9月:主枝50~60%、子枝70~80%
1~3月:主枝70~80%、子枝80~90%
注意
※定植~活着まで・地温と土壌水分を確保し定植、直ちに根〆程度に灌水
・主枝成りが高い品種なので、特に低温期の栽培においては、初期より少し草勢を強めに管理し、順調に枝が発生するように持っていく
初期生育が高温の場合
・ハウスの喚起を充分に行い、軟弱徒長にならないように注意する
初期生育が低温期の場合
・最低夜温15℃を確保。活着までは、株元灌水をし、早期活着を促し、活着後雌花開花確認後、徐々に温度を下げ12~13℃で子枝の発生を促し草勢強化を図る