【タネ】聖火南瓜
親和性抜群で茎太く、作り易い豊産種。
本種は、強力な耐病性を有する異系統間の交配種で、ウリ類の台木専用に育成したちのである。数年にわたり、きゅうりを中心に、ウリ類全般の営利栽培地にて試験検討してきた結果、各産地共に最高の成績を納めたので、昭和57年度、久留米交配「聖火南瓜、と命名発表した。強力な親和性と広い土壌適応性をもち、ウリ類に万能の台本であり、特にきゅうりには高い能力を発揮する。
種子の発芽は特に良く揃い、葉は中位であるが、基軸太く接木操作が容易で活着率が高く、しまった良街ができる。種まきは広め(条1由10cm・種間3cm程度)にし、充実した苗作りを行なう事が、以後の活着率・活着促進等に役立つ。低温・耐署・乾燥・耐病性など、台本川南瓜として不可決の条件をかねそなえており、なお、吸肥性・吸水性が強くガッチリした草姿を示し、栽培後半までの樹勢の維持が容場で市場性の高い秀品が多く獲れ、品質時代に最もマッチした台木である。吸肥・吸水性が高いため、ツルボケになり易い品種や作物に接木する場合は、N肥料を若干控え目にすると良い。
種別ウリ類
内容量1袋(0.2L)