内部反射型放物面レンズ
内部反射型放物面レンズは色々な方向から入射する光を、流線型の側面で反射させることで、出射端面に光を集めることができる光学素子です。太陽電池の集光器として利用されています。入射角度25°以下の平行光であれば、どの方向から入射しても効率良く出射端面に光を集めることができます。ガラスの内部反射を使用しているので、レンズ系と比較して構成が単純化できます。ガラスレンズのプレス成形技術を用いることで、高性能と低価格の両方を実現しました。※側面(非球面)で全反射させているので、側面に指紋や汚れが付くと反射率が極端に悪くなります。※側面の反射率は99%以上ですが、入出射面は反射防止コーティングを施していないのでそれぞれ4%程度の反射損失が発生します。※端面から出射した光は1点に集光せず、大きくランダムに発散します。※このため、集光ビームやコリメートビームの用途には使用することができません。
仕様【<内部反射型放物面レンズ>共通仕様】材質:B270(R)相当品、コーティング:ノーコート、許容受光角:25°、スクラッチ-ディグ:両端面:80-50、側面(非球面):160-50、【個別仕様】製品名:内部反射型方物面レンズ
アズワン品番61-6949-06
内容量1個