精密研削された4条列の転動面をボールが転動し、ボールリテーナとLMブロックに組込まれたエンドプレートにより、ボール列を循環させています。 LMブロックに作用する4方向(ラジアル方向、逆ラジアル方向、横方向)に対して同一定格荷重になるように各ボール列が接触角45度で配置されているので、あらゆる姿勢での使用が可能になり、幅広い用途に利用できます。 バランスの良い予圧をかけられますので一定の摩擦係数を維持しながら、無理なく4方向の剛性を高めることができます。 世界標準サイズに準じた寸法設計です。 サーキュラアーク溝の正面組み合わせ(DFセット)による自動調整能力の効果により、予圧を与えても取付誤差を吸収でき、高精度でスムーズな直線運動が得られます。 フランジ部にタップ加工を施しています。 上下どちらからでも取付が可能です。 テーブルに取付ボルト用の貫通穴があけられない場合に使用します。 全長を長くし、定格荷重を増加させたタイプです。