全てのサイズのタップを買いましたが、綺麗に仕上がります。
私の持っているボール盤は、スピードコントロールは出来ますが逆回転が出来ないので、ボール盤のプーリーに逆回転用のハンドルを付けてます。
タップの仕様に不満のある方は、この商品は一般タップのシャンク形状を変えただけのハンドタップです。
シャンク形状を変えた事により、電動工具への取り付けが容易になりましたが、基本ドライバーハンドルやレンチハンドル・六角軸用T型ハンドルなどでの手動タイプです。
(私の使っているT型ハンドルは、MonotaROで取り扱っていないようです。)
また、「先端から4〜5ミリくらいのところの切れ味が勝負です。」って、タップで言う所の中タップなので、食いつきは5ピッチ分あります。(+M8以外は先端が尖ってますので、急に太くなっているわけでもないです。)
食いつき部分を短いのにしたかったら、同社「No.28-S 6角軸スパイラルタップ」を使えば、食いつきが1ピッチ分短い感じです。
よく折れると言う方は、インパクトドライバーでフリーハンドで、ステンレス・焼入り鉄鋼へのタップたてはこの商品では出来ません。
綺麗にタップをたてる為には、インパクトドライバーにドリルスタンド(注文コード:75806954or10921006)を使うべきです。 また、ステンレスは使用用途外です。
それに下穴あけの時点で、冷却せずに下穴あけをした場合、穴の側面だけ焼きが入る場合があります。
材料が軟鉄でも下穴部分だけ硬鉄になる事があります。 そうするとタップの方が負ける事があります。
ステンレス用は、同社「チタンコーティング・ポイントタップ」を使いましょう。
新しくタップをたてる時は、こまめに正転逆転を繰り返してネジ切りしましょう。(ハンドタップと同じように・・・)
一気にタップたてをする場合は、下穴を0.1〜0.3mmほど大きくしましょう。(ネジサイズによる。 高速加工も禁止です。)
でないと、安物買いの銭失いになります。
このタップは、電動工具で使う場合には、先端から4〜5ミリくらいのところの
切れ味が勝負です。このあたりで急に太くなって切り込みが深くなっており、
ここで切れないと、部材のねじ山が崩れて、穴がバカになってしまいます。
六角軸タップというのは、電動ドリルなどで一気に回す事を前提にしている
のに、なぜ中タップなのだろうかと思います。
先端が荒タップのように細くなっていて、徐々に太くなっていけば、手回しで
ねじを切る時のように、回して戻してと行わなくても、きれいにネジが切れる
のではないかと思います。
六角軸になった事は良い事ですが、このタップは、従来のタップを六角軸に
しただけのものであり、電動工具を使用して一気にねじ切る事を考えられて
いないものです。
注意してても、結構折れます。安くない物だけに困ります。インパクト用チャックに普通のタップをくわえた方が使いやすいです。ちなみに良く使うのは、6・5・4mmです。