ガウジング面が美しく、仕上げの必要はほとんどなく、ただちに溶接や巣埋めができます。NGD、NGD-2は他のガウジング棒と異なり、被覆剤に黒鉛を含んでいませんので、ガウジング面に炭素が残留する心配がありません。普通鋼、普通鋳鋼などはガウジングのあと、そのまま同一の溶接棒(NGD)で電流を調整するだけで、深溶込み型の溶接や巣埋めが可能です。
被覆の耐熱性がよいので、溶接棒の過熱によるガウジング能力の低下はほとんどありません。
ガウジング以外にも運棒法によって、能率のよい切断ができます。
また、NGD-2はNGDより少し幅が狭く、溝が深くなる設計になっています。