2020年、新規カテゴリー「Lure max 33g」のミッドリバーがコンセプトネーム「Zengake KATAME Special」の名の通り、「MID WATERZENGAKE Special」のパワーアップモデルとして誕生する。 この「新規カテゴリーLure max 33g」。コンセプトを語る前に先に説明しておきたい事がある。 メーカーの製品には長年とある理由でSEVENSENSE TR&SR共にLure max 28g以上、Lure max 38g未満のロッドが存在しない。 それは、各社ルアーメーカーの鉛を使用したルアーウエイトの表記が、実際には誤差が有り、軽い分には問題ないが、表記以上に重いルアーの誤差が最大値でメーカー公称30gよりも実測値で約10g近く重いルアーが存在するからである。 さすがに10g弱のウエイト誤差はロッドの破損につながる為、メーカーとしては危険回避の意味を込め設定しなかった。 がしかし、さすがに必要枠を制限すればあらゆる状況に対応させた「快適性ロッド群」に穴が開く。 その穴を埋めるべく、企画開発したのが「MID RIVER」である。 コンセプトに話を戻す。 このミッドリバーは、MID WATER ZENGAKE Specialに採用した通称、ゼンガケティップを搭載し、且つ、対応範囲を広く持たせることを主にLure max 33gに設定したバットが港湾全域、全パターンをカバーする。 要は、MJS-932-TRでは柔らかく(短く)、MSS-962-TRやMJS-1002-TRでは硬(強)すぎるという状況において「港湾の釣りを1本で」というアングラーにバッチリ嵌まるスペックを搭載している。 今までのセブンセンスシリーズには存在しない港湾7g小型ルアーから河川急流域までの12cmミノー、16gから26gの鉛系ルアーによるデイゲームに完全対応した「快適性」をこの「Zengake KATAME Special」で是非、体感して頂きたい。