注意
※不燃木材の性質については十分確認の上塗装してください。
※含水率が適切であること(推奨含水率15%以下)を確認してください。現場で塗装される場合、不燃木材表面を触ってみてしっとりしているようであれば含水率が25〜30%であると推測されます。雨のあたらない風通しの良い場所で干し、不燃木材を乾燥させてください。
※含水率が高い状態で塗装しますと、塗膜形成の不具合、塗装面の白化(白ボケ)、不燃木材に注入された難燃剤が結晶化して析出する恐れがあります。また、塗装後しばらくは正常であっても時間の経過とともに塗膜の白化(白ボケ)が生じる場合があります。
※梅雨時期や、雨が降る前、降った後などは湿度が高いことが予想されます。そういった状況で塗装を行いますと塗装面が白化する、または不燃木材に注入された難燃剤が結晶化して析出する場合があります。
※木口から水分(湿気)が入ると後で白化の原因になりかねませんので、木口が出ている面に関しては、塗装面と同様に塗装することをお勧めします。
※塗装は、メーカーの塗装仕様書に従って行ってください。
※素地調整の研磨をしっかり行う…不燃木材表面に難燃剤の結晶が出ていることがあります。研磨紙で研磨後、研磨粉をウエスでふき取ってください。
※塗装時の塗布量、塗装間隔を守ってください。
※均一塗膜になるように塗装する。現場におけるハケ塗りでの立面塗装は基準塗布量に満たない場合があるので、塗布量管理を十分に行ってください。
※NTXウルトラック木匠サンディング不燃の研磨工程の際、特に木材の角部分の塗膜のそぎ落としに気をつけてください。