商品をみてびっくりしました。間違えてきたと思い返品しようと思いましたが、ほかの方のレビューを見て、こんな形の仕様なんだとわかりました、取り付けは問題なくできました、交換したばかりで商品の耐久性はまだわかりませんが、金額が安いので今の所満足しています。
聞いたことがないメーカーで心配でしたが試しに使ってみたところ問題ありません。耐久性はもう少し様子見です。良ければどんどん使いたいですね。
商品名はローエッジベルトと書かれており、バンドーと三ッ星の適合品番としてもローエッジのMPMFやRAFKが書かれていますが、実際にはコグベルトなので、バンドーのパワーフレックスRPF2に相当するベルトになります。
Vベルトのコグ型は産業用では省エネベルトとも呼ばれ、歯を切って肉抜きしてある分、曲げ抵抗がローエッジベルトより少ないので、補機の駆動損失を抑え、実出力を向上させる効果があります。スクーターのベルト式CVTでは80年代から使われているのですが、自動車では薄いVリブドベルトへ移行が進んだので、ここ10年位の間に、上級の補修部品として出回るようになってきました。
エンジンにカップリングファンが付いているような旧車だと、ファンの駆動損失がかなり大きいので、コグベルトへの交換は特に効果を体感しやすいと思います。私はローエッジベルトに一度交換した後、すぐにこのベルトを試してみたのですが、吹け上がりが軽くなり、登坂時にも余裕を持って車体が前進していく効果を実感できました。走りが軽くなる分つい回しがちになるので、燃費の改善にはあまり繋がらないのですけどね。
なお、産業用の省エネベルトは省エネ効果はありますが、切れやすい欠点もあるので現場ではあまり評判がよくありません。車の場合も同じことが言えると思われるので、整備頻度を減らしたい人や耐久性を重視したい人、ベルト交換の作業性が悪い車種の場合には、純正指定通りローエッジを選んでおくのが良いと思います。
ベルトの鳴きが激しかったので交換したところ問題が解決。
経年劣化による影響が大きかったと思われるが、このベルトの歯付き形状がしなやかさを
発揮してプーリーへの馴染みが良く、鳴き防止に貢献していると思われます。