普段は除草剤を使っていませんが、非常に困る草(ゴボウ根なので深く掘り返さないと抜けず、宿根で、花が咲くと盛大に種をばらまくという・・・)が今年は多く出てしまい、やむなく使用。
動噴は準備が大変、シュポシュポ式では役不足という事で本機を使ってみるとバッチリでした「楽です♪」。付属の「除草用泡状噴口」は秀明で、カバーがついていることもあり、困る草だけにピンポイントで掛けられました。少しカバーが重くはありますが。
ちなみに付属の「縦型二頭式噴口」もそれほど広くなく低い場所に対してなら、我々農家も違和感なく使える性能でした。ベルト類はキチンとテストの上開発された感があり、好感を持てました。本体に余分な突起等無く、パッケージングも良いと思います。
満タン15リッター散布後のバッテリー残量インジケーターはフルのままでした。音や振動は小さく快適であり、夏期でも充電式刈払機のように加熱で自動停止するようなことはないだろうと期待しています。
ブドウ農家さんならCX-10、フラスター、アグレプトといった薬剤散布にもノズルを最適なものに交換すれば使えるのではないかと思います。私は非力なので、満タンだと軽トラ荷台に乗せといて背負わないとひっくり返りそうになりますが、エンジン式よりは遥かに軽いと思われます。
懸念があるとすればダイヤフラムポンプなので、ダイヤフラムの耐久性でしょうか。破損時は修理に出す必要があるようなので、これは自分で交換できる仕様であって欲しいですね。