ボディとボールから構成され、ボディを塑性加工してボールを組み込みます。
このためボディ材料は303ステンレスといった冷間加工性のよい材料を使用しており、一般に荷重性能は3ピースロッドエンドや4ピースロッドエンドにくらべて劣ります。
したがって比較的高い荷重性能を要求される用途には向きませんが、構造が簡単でコストを低く製造できるため一般産業機械の設計的に余裕にある箇所での使用には有効です。
又、無潤滑で使用でき、ボディに303、ボールに440Cとともにステンレス鋼を用いているため、耐食性にもすぐれ一般用途に幅広く利用できます。