本書は、定番シミュレータPSpiceについて解説した姉妹書「電子回路シミュレータPSpice入門編」、「電子回路シミュレータSPICE実践編」に続く第3弾。OPアンプを使用した回路設計に、回路シミュレータを活かす事例を集大成しています。Introduction 本書を活用するにあたって―回路エンジニアは左手にはんだごて、右手にSPICE第1章 PSpiceによるOPアンプ回路設計の基礎―シミュレーションを使いこなすためには自分でモデルを作成する第2章 信号の測定と(計装用)差動アンプ―コモン・モード雑音の除去効果をシミュレーションで確認する第3章 アクティブ・フィルタの設計―設計検証とともに素子誤差の影響をシミュレーションする第4章 高度な複合アンプへ発展させる―より高性能な複合アンプの特性を検証する第5章 I‐V(電流‐電圧)変換回路の設計と応用―周波数特性と雑音特性をシミュレーションする第6章 非線形な増幅/変換回路の設計―AC‐DC変換器の誤差と限界を検証する第7章 発振回路の設計―発振原理をシミュレータで確認する第8章 電源回路設計への応用―安定性を決定する負帰還特性をシミュレーションする