電子回路は回路理論のとおりに動いている。その回路理論の基礎が数学。本書は現場での応用力を養うことを目的に、電子回路に必要な数学を、わかりやすく解説。難易度の階段を登っていくように、そしてそのほぼ全てが単なる「加減乗除」であることを再発見しつつ、オームの法則に始まり、交流回路、微分積分、過渡現象、実際の回路計算や伝送線路、電磁気学そして難解と言われるマクスウェルの方程式まで、ワンステップずつ理解を進めていく。