植物の葉に含まれる光合成色素を抽出後、薄層クロマトグラフィーによって分離し、クロロフィル、キサントフィル、カロテンなど様々な色素が存在することを確認することができます。
シリカゲル粉末とエチルエーテルをごく少量使用するだけで薄層クロマト用の濃厚な抽出液を簡単に得ることができます。非常に簡便な抽出法により試料となる植物からの色素抽出が5〜10分で終了します。
薄層クロマトグラフィーは色素の分離が非常に良いので、色素の種類をはっきりと確認できます。ペーパークロマトグラフィーより短い時間(20〜30分)で展開できます。