中世からヨーロッパで愛され続ける黒丸大根。皮は黒くワイルド、中身は真っ白のコントラストがお料理のアクセントになります。ヨーロッパ料理に登場する日本では珍しい高級食材です。直径8〜10cmの丸型の大根です。春まきは種まきから55〜70日、秋まきは70〜90日で収穫できます。
【効能】
グルコシノレートというフィトケミカルが豊富。グルコシノレートは大根をすりおろすことでイソチオシアネートになります。またポリフェノールも含まれます。イソチオシアネートのデトックス、ポリフェノールの抗酸化作用が期待されます。
【楽しみ方】
皮をよく洗い、生で薄くスライスしてサラダに入れると黒と白のコントラストがきれいです。火を通すと大根の辛みがマイルドになります。 バターで炒めてお肉の付け合わせにもピッタリです。三杯酢漬けでもおいしくいただけます。
【栽培方法】
種まき:直播します。(1〜2cmあけて点まき。 1ヵ所に3〜4粒まきます。)
播種適期:3月〜4月、9月〜10月
場所:日当たりのよい場所 (夏場は半日陰)
株間:春まきは5〜10cm、 秋まきは10〜15cm
定植:本葉4〜5枚の頃
肥料:元肥/緩行性のものを入れた方が良い。 追肥/1〜2回程度あげる。 (間引き時に1回、2回目は成長にあわせてあげる)
水やり:土が乾いたらたっぷりあげます。種まきから発芽までは常に土の湿気を保つよう水やりします。
収穫:春まきは種まきから55〜70日、秋まきは70〜90日です。葉長が25〜30cm、大根の直径8〜10cmが食べ頃です。
病害虫 :アブラムシ・コナガ・アオムシ・ヨトウムシ等
コンパニオンプランツ:マリーゴールド・ニンジン・ナスタチューム
栽培アドバイス:2条植えする時の条間は約40cmが目安です。収獲サイズの大根の直径は8〜10cmで、その時の葉長は約25〜30cmに伸びてきたときです。遅く収穫すると、食感が筋っぽくなるので、収穫期を逃さないよう気をつけます。
プランター栽培のポイント :丸型、長方形 (深さ25cm以上、幅30cm以上) 種まきは、春まきは5〜10cm、 秋まきは10〜15cmの間隔をあけ、深さ1cmのまき穴をあけ、3〜4粒の種をまきます。本葉が4〜5枚の時に各間隔で1本に間引きます。
【ヨーロッパ有機認証取得のオーガニックシード(有機種子) 】この種子は、世界の有機基準でも厳しいとされるヨーロッパ有機認証1を取得しています。種子を育成、生産する過程においても、農薬や化学肥料を使用せず、環境への負荷をできる限り低減して生産されています。
農薬・化学肥料を使用していません。
採取後の種に消毒していません。
遺伝子組換を行っていません。1:「EC-regulations No 834/2007およびNo 889/2008」2:種の育成(生産)期間中。3:一部の農薬を製剤化した微生物農薬等は生物的防除手段として使用が認められています。