半導体で使われるシリコンの単結晶は1.2〜6μmの赤外波長では吸収がなく、赤外光用の光学素子として使えます。
このシリコン結晶で作った窓板です。1μm以下の波長は透過しないので、赤外光透過フィルターとしても使用できます。各種実験に使用するシリコン基板としても利用できます。熱伝導率が高いので、高出力レーザミラーの基板としても使用されます。可視光の一部が透過するZnSeの赤外用窓板もご用意しています。※シリコン窓板は金属光沢していて、可視光は反射及び吸収され透過しません。※シリコン窓板は表面反射(1面につき27%〔測定値〕)による損失があるので透過率は約53%になります。